累計個数ルールは、1回の注文ではなく、お客様がこれまでに購入した個数の累計で購入を制限する機能です。「おひとり様3個まで」のような上限を、注文をまたいで適用できます。
累計個数ルールは Full プランの機能です。利用するには、注文とお客様の情報を確認する追加権限の承認と、累計購入制限の有効化が必要です。累計金額ルールで有効化済みの場合は、そのまま累計個数ルールを作成できます。
注文を分けても1人あたりの購入個数を制限したい
数量限定品を、期間を通して1人1個までにしたい
同じ商品の累計購入個数に上限を設けたい
1か月あたりの購入個数に上限を設けたい(毎月リセット)
1回の注文の中で判定するか、注文をまたいだ累計で判定するかが異なります。
比較項目 | 個数ルール・商品ごとの個数制限 | 累計個数ルール |
|---|---|---|
判定の対象 | 1回の注文(カート内) | 注文をまたいだ累計 |
判定のタイミング | カート変更またはチェックアウト | 累計はチェックアウト |
お客様の特定 | 不要 | 必要 |
対象プラン | Light プラン・Full プラン | Full プラン |
ルールを作成して集計を開始した時点以降の注文が対象です。過去の注文はさかのぼって集計されません。
「適用期間」で、累計を数える期間を選べます。2つの設定は併用できます。
どちらも選択しない(全期間): ルールを作成してからのすべての購入を、リセットせずに数えます。
期間を指定する: 開始日時から終了日時までの購入だけを数え、その期間だけ制限します。
累計を定期的にリセットする: 「毎日」「毎月1日」などの周期ごとに累計を0に戻します。
適用期間は、集計を開始した後は変更できません。設定の手順と周期の決まりは「累計をリセットする周期と適用期間を設定する」で説明しています。
対象の商品ごとに別の累計を持たせるかどうかを選択します。例は、対象商品にTシャツA(S・M・Lの3バリエーション)とTシャツBを指定した場合です。
集計単位 | 累計の持ち方 | 上限3個の場合の例 |
|---|---|---|
ルール全体 | 対象商品すべての合計を1つの累計として数えます。 | TシャツAとTシャツBを合わせて、累計3個まで |
商品 | 対象の商品ごとに別の累計を持ちます。バリエーションは合算します。 | TシャツAで累計3個まで、TシャツBで累計3個まで |
バリエーション | 対象のバリエーションごとに別の累計を持ちます。 | TシャツAのS・M・Lそれぞれで累計3個まで、TシャツBで累計3個まで |
集計単位と対象商品は、集計を開始した後は変更できません。変更する場合は、ルールを停止して新しいルールを作成してください。対象商品に「すべての商品」を指定した場合、集計単位は「ルール全体」だけを選択できます。
「ログインを必須にする」を有効にした場合、未ログインのお客様が対象商品をカートに入れていると、チェックアウトを止めてログインを求めます。
無効にした場合の動作は次のとおりです。
チェックアウトで入力されたメールアドレスが顧客情報と一致する場合、累計に合算して判定します。
別のメールアドレスで購入された場合、その注文は累計に合算されません。上限を超えた購入を確実に防ぐ場合は、「ログインを必須にする」を有効にしてください。
未ログインのお客様には、購入済みの個数を表示できません。
判定と表示は、商品ページ・カート・チェックアウトの3つの画面で行います。
画面 | 判定・表示される内容 |
|---|---|
商品ページ | 残り購入できる個数のメッセージと、数量入力欄への上限の反映 |
カート | カート内の個数がルールの上限を超えたかどうか |
チェックアウト | 過去の購入分を含む累計が上限を超えたかどうか |
過去の購入分を含む判定は、チェックアウトでのみ行います。商品ページの表示には、メインテーマで埋め込みアプリを有効にする必要があります。
含まれるものは次のとおりです。
テスト注文
キャンセルした注文(注文時に加算し、キャンセル時に差し引きます)
含まれないものは次のとおりです。
定期購入の継続注文(初回申込の注文までは集計されます)
顧客情報が紐付いていない注文
商品IDまたはバリエーションIDを持たないカスタム商品
お客様が削除または統合されると、そのお客様の購入分は集計から消えます。統合先のお客様へは引き継がれません。この場合、累計は実際の購入と一致しません。
累計から差し引かれるのは、注文全体をキャンセルした場合だけです。返金・返品・注文編集は、累計に反映されません。
注文全体のキャンセル: その注文の分を累計から差し引きます。反映には数分かかることがあります。
返金・返品: 注文をキャンセルせずに返金・返品だけを行った場合、累計は購入時のまま残ります。
注文編集: 注文後に個数を変更しても、累計には反映されません。
ルールを停止した後のキャンセル: 累計から差し引かれません。
注意: お客様ごとの累計値を手動で調整・リセットする機能はありません。累計をやり直す場合は、ルールを停止して新しいルールを作成してください。
新しいルールの集計は作成した時点から始まり、過去の注文はさかのぼって集計されません。毎月など周期ごとに自動で累計を0に戻すには、ルールの作成時に「累計を定期的にリセットする」を設定します。
1人あたりの内訳は250件、集計中のルールは20件、作成できるルールは停止済みを含めて50件です(累計金額ルールと合わせた件数)。有効なルール1件につき、Shopifyのチェックアウトルールを1件使用します。
有効化と追加権限、上限の詳細、無効化・停止・削除の違いは「累計購入制限の共通仕様」で説明しています。
上限を超えた注文の検知と、注文詳細での確認方法は「上限を超えた注文を検知する方法」で説明しています。
商品ページ・カート・チェックアウトのメッセージを、ログイン中のお客様と未ログインのお客様で個別に設定できます。
メッセージでは limit(上限個数)、purchased(購入済みの個数)、remaining(残りの個数)、productTitle(商品名)の変数を使用できます。使用できる変数は入力欄ごとに異なります。
メッセージは翻訳できます。
目的に近い設定例から始められます。